2023年11月5日(日)開催

「長崎県産入りかんぼこをつかった潰瘍性大腸炎・クローン病のお手軽ごはん」

公益社団法人 長崎県栄養士会 松尾美穂子先生

テーマ:

長崎県といえば、かんぼこ!(長崎弁でかまぼこ)。かんぼこは低脂質高たんぱくのIBD食として有望なのでは、という小さなクエスチョンから生まれた企画です。

今回は、かんぼこをつかったお手軽レシピをご考案いただきました!

また、長崎IBD農園で収穫したさつまいもをつかって、季節感とオリジナリティのある長崎ならではの調理実習会となりました。

 

【本日の1食分の栄養価】エネルギー667kcal    たんぱく質27.4g    脂質9.6g   

 

 

さつま芋ご飯

1食: エネルギー 349kcal たんぱく質 5.5g  脂質 0.8g 

【材料】4人分

米                2

さつま芋       300g

水                400cc

酒                小さじ2

塩                小さじ1

薄口しょうゆ 小さじ1

 

【作り方】

 さつま芋の皮をむき、2㎝角に切る。

 ①を水につけ、あくを取る。

③ 2合をとぎ、ざるにあけ、しばらくおく。

④ 炊飯器に米と水を入れ(炊飯器の目盛りまで) 調味料とさつま芋を加え、炊く

竹輪の肉詰め

1食: エネルギー 173kcal たんぱく質 17.2g  脂質 6.7g

【材料】3人分

竹輪    大2本(200g)

鶏むねひき肉  120g

青じそ           3

長ねぎ        20g

生姜        1

塩・こしょう  少々

しょうゆ    小さじ1

ごま油          大さじ1

サラダ菜          適宜

トマト       適宜

 

【作り方】

 竹輪を縦半分、横に3等分に切る。

   青じそ・長葱を小さく刻み、しょうがはすりおろす。

   鶏ひき肉に②と塩・こしょう、しょうゆを加え、

よく練り合わせる。

   切った竹輪にひき肉③を詰める。

   フライパンにごま油をひき、火をつける。

   フライパンが温まったら、肉を下にして

④を中火~弱火で焼く。

(蓋をすると火が通りやすい)

   肉がきつね色になったら、

返して竹輪の方を焼く。

   皿に盛り、サラダ菜・プチトマトを飾る。

小松菜のさっと煮

1食: エネルギー 32kcal たんぱく質 2.1g  脂質 0.3g

材料】3人分

蒲鉾(赤大板や竹輪)     20g          

小松菜         1150g

しらす干し         10g   

麺つゆ(2倍濃縮)   大さじ1.5

水            大さじ3

 

【作り方】

   かまぼこはうす切り、小松菜は一口大に切る。

   器にすべての材料を入れ、ラップをしてレンジ(600w)3分間加熱する。

   一度取り出して底から混ぜ、再びラップをして2分間加熱すれば、できあがり。

さつま芋の茶巾絞り

1食: エネルギー 123kcal たんぱく質2.1g  脂質 1.8g

材料】2人分

さつま芋     100g

コンデンスミルク 大さじ2

 

(砂糖や蜂蜜などお好みで)

 

さつま芋の皮をむく。

 1㎝厚さに切り鍋に入れ、ひたひたの水で軟らかくなるまで煮る。

   箸をさして、やわらかく煮えていたら、水を切る。

   熱い内にマッシャーで潰すか、裏ごしする。(今回は裏こしでなめらかにする)

   コンデンスミルクを加え、混ぜる。

   ラップに⑤を適量とり、口をぎゅっと絞り、 ラップを外して盛り付ける。